はじめまして
「あん行政書士事務所」代表笹和也と申します。
当ホームページにお越しいただきありがとうございます。
「事務所名の由来」と私が「行政書士になろうと思った理由」について、お伝えいたします。ご一読いただければ幸いです。
あん行政書士事務所の命名理由は、個人営業の行政書士事務所は「氏名+行政書士事務所」としているのが一般的です。氏名をそのまま使うことを考えましたが、「ササ」という発音が聞き取りづらく、私の発音が悪いせいもありますが、「カサさんですか?」「サカさんですか?」と聞き返されることが多くあります。「さ行」は日本語の音の中でも比較的発音が難しい音らしいのですがそれが二つも続けて入っています。
そこで、ほかの名前を付けようと決めました。発音しやすく、なじみがある名前は何か。いろいろ考えました。登山をしていることから「あさひ」も考えましたが、行政書士事務所の名称は、同じ名称を使ってはいけないという決まりがあり、すでに、ほかの先生の事務所名となっていました。
娘の名前の一部でもあり、「あっ」その方法もあったのかと気づき、「ん」そうだね。と納得していただける仕事をお届けしたい。そういう思いから「あん行政書士事務所」と名付けました。
町内会の会員が亡くなったことで、自分が故人となったときに資産をどのように相続させるのかいろいろと情報を集めるようになりました。
相続を円満に行うための準備は、戸籍の取得やどのような資産があるのかなど、いろいろなものを整理し記録に残すことだと分かりました。
葬儀代にと預金しても、これらの準備をしなければ、凍結された銀行口座からお金を降ろすことができません。銀行へ提出する戸籍などの書類を整えるのに意外と時間がかかります。結果的に遺族に迷惑をかけてしまうことになります。
相続のためには、故人が生まれた時から死亡した時までの戸籍が必要です。
私は、叔父に頼まれ、「戦没者等の遺族に対する特別弔慰金」を請求するために戸籍を集めることとなりました。
私の祖父とその兄弟姉妹に関係する戸籍です。私が祖父と直系の関係に当たることを示す根拠となる戸籍を整えることから始めました。そして、戸籍を保管している役所を訪問し、戸籍を取得しなければならない理由を伝え、私が直系に当たることを書類提出し、交付してもらいました 関係性が遠いなどで私が直系に当たらないとされる場合は、子孫から委任状を郵送してもらい、戸籍を取得し、また別な方には、役所に戸籍を取得していただき私まで郵送していただくなどで必要な戸籍を集めることができました。
最初は、1か月もしないうちに集まるだろうと思っていましたが、戸籍を集め、調べるうちに対象範囲が拡大し、半年近くかかってしまいました。
留萌市役所で勤務していた時だったので、このような手続きはさほど苦でもなかったのですが、会社勤めなどで仕事をしている方は、郵送で戸籍を請求したり、仕事を休んで役所に行って戸籍を発行してもらったりすることは、とても大変なことではないかと思います。
行政経験を活かし、戸籍の取得や資産を記録し、必要であれば遺言を作成し、円満な相続のための準備をお手伝いできるのではと考えました。
ところで、令和2年度で家庭裁判所が扱った「遺産分割事件のうち認容・調停成立件数(「分割をしない」を除く)」では、総数5,807件のうち、遺産の価額が1千万円以下の件数が2,017件と34.7%もあることがわかりました。
平穏に分割協議が整うと思っていたものが、死後、家族が争うことになるのは悲しいことではないかと思います。
私が「行政書士」となり、しっかりと相談を受け、思いを伝えられるように一緒に考え実行できるように支援させていただきたいと思ったからです。
相続のほか、保健所など行政機関への届出も経験していることはできる限り支援していきたいと考えております。
特に、中小企業者が利用できる「ものづくり補助金」は、相続とともに支援していきたい事業の一つです。
「ものづくり補助金」の中間監査やフォローアップで補助事業者様に訪問した時にいつも言われることは人材不足です。
「ものづくり補助金」に応募するときに、私が、中小企業者の意向をヒアリングし、事業計画の作成から、事業計画が採択された場合は、実績報告までしっかり支援し、人材不足の中でも補助金を活用し企業の生産性向上ができるように支援していきたいと思います。
支援の形も、例えば従業員が作成した計画を情報共有しながら良いものに仕上がるようなアドバイスを行い、次からは自ら補助金補助金を活用できるような教育的な支援など、その企業に合わせた形で支援させていただきたいと考えております。
皆様からのご依頼があれば、私からお伺いします。
ぜひご連絡ください。
留萌高等学校を卒業し、地元留萌市役所に就職。
留萌市役所では、税務課。農政課。市民課。議会事務局。病院事務。保健医療課で勤務。その後、医療法人、コールセンター、、北海道中小企業団体中央会でものづくり補助金の担当を行っておりました。